2日間、ヨーロッパのユーザーのほとんどはサービスが利用できませんでした。
以前SecurityLabが報告したように、6月19-20日、ヨーロッパの大部分のユーザーと米国の一部のユーザーがSkypeに接続できませんでした。この問題の解決に、マイクロソフトは24時間を要したが、2日後になっても、ヨーロッパの多くの人々は、Skypeを利用できませんでした。
同社は、サービスの障害を認識していましたが、問題の発生原因を報告しませんでした。ハッカーグループCyberTeamが攻撃したことを報告し、近いうちに新しい攻撃を実行することを約束しました。CyberTeamのTwitterの投稿によると、Skypeへのアクセス障害 – それは「新しい時代の始まりに過ぎない」、次のターゲットは、ゲームサービスSteamです。
グループのTwitterのプロファイルには、Steam, EA, Xbox と PSNへのDDoS攻撃に特化していると書かれています。「我々は、Lizard Squadよりアグレッシブに攻撃します。Steamよ、あなたの番です」と 6月20日のツイートで、報告しています。Zambriusのエイリアスの下、CyberTeam と Lizard Squadに参加していた人によると、5万のボットネットMiraiを持っています。
Skypeの障害が実際、CyberTeamによるDDoS攻撃よって引き起こされたかどうかは、現時点で不明です。
Lizard Squad – (主にゲームサービス用)のDDoS攻撃に特化したサイバー犯罪グループ。このグループは、2014年に行われた知名度のある攻撃のため、知られています。2014年12月の終わりにあったPlayStation Network と Xbox Liveへの攻撃について、言及することができます。
Mirai- Linuxのワームや感染したIoTデバイスからなる同名のボットネットです。それは、DDoS攻撃の歴史の中で最も強力な攻撃を実行するために使用されました。
記事提供元: http://www.securitylab.ru
翻訳: Kazunori Yoshida