5月に取ったセキュリティ対策が十分ではありませんでした。

ホンダ自動車は、工場のネットワークで違法なソフトウェアWannaCryが発見されたことに関連して、日本の工場の操業を1日停止することを余儀なくされました。アコード、オデッセイやステップワゴンを製造をしている狭山工場が6月19日（月曜日）に停止しました。工場は1日に、1000台の車を生産します。

ロイターが報道していますが、6月18日、日本、北米、欧州、中国およびその他の地域における同社のネットワークにおいて、WannaCryの攻撃の波の後、先月中旬に取ったセキュリティ対策の強化したにもかかわらず、ランサムウェアWannaCryが発見されました。既に判明していますが、取られた対策は、新たな攻撃を防ぐのに十分ではありませんでした。

他の29のホンダ工場は、攻撃の影響を受けませんでした。6月20日(火)、狭山工場の操業を再開しました。

WannaCryを使用した攻撃の波は、今年5月12日に世界を席巻しました。ランサムウェアは150カ国以上、20万のコンピュータをブロックしました。ほとんどのランサムウェアと異なり、WannaCryは、ユーザーの介入なしにワームのように広がります。マルウェアの自己拡散のメカニズムとして、今年の4月に公開されたのエクスプロイト、米国国家安全保障局（NSA）のEternalBlueが悪用されました。

記事提供元: http://www.securitylab.ru

翻訳: Kazunori Yoshida