首都「デジタル」通貨の出現の可能性をモスクワのナタリア・セルグニナ副市長が認めました。

ロシア連邦における暗号通貨の現在の不確実な状況にもかかわらず、モスクワ当局は独自の「デジタル」通貨を作り出す可能性を排除していません。これについて、モスクワ金融フォーラムの傍らで、政府でモスクワの経済政策問題を担当するモスクワ副市長でもあるナタリア・セルグニナ氏がTASSジャーナリストに報告しました。政治家は詳細を明らかにすることを拒否したが、モスクワに独自の暗号通貨を作成する可能性を認めました。

ロシアのVnesheconombankの頭取 Sergei Gorkov氏が以前にした声明は、セルグニナ氏によって、確認されています。Gorkov氏がEthereumの開発者であるVitalik Buterin氏との会合で述べたように、モスクワ当局はMoscowcoinという独自の暗号通貨を発行することができます。モスクワの「デジタル」資金の出現は、州政府と地方自治体のブロックチェーンの使用に貢献する可能性があると、Vnesheconombankの頭取は信じています。

今年の春には、ロシア連邦オルガ・スコロボガトブ中央銀行次長は、国家仮想通貨の継続的な開発について報告しました。しかし、後に、中央銀行会長のElvira Nabiullina氏は、その実施の可能性のある結果が決定されるまで、その商品は出現せず、暗号通貨をデジタル商品とみなすよう提案したと述べました。同時に、モスクワ金融フォーラムで、ナビウリナ氏はバーチャル通貨がお金に代わるものとしてロシア市場に入ることを認められていないと報告しまた。

Ethereum – スマートな契約に基づいた分散型オンラインサービスを作成するためのプラットフォームです。単一の分散仮想マシンとして実装されています。このプロジェクトは、2013年末にBitcoin Magazineの創設者Vitalik Buterin氏によって提案されました。ネットワークは2015年7月30日に開始されました。

ブロックチェーン – 一定の規則に従って構築された、情報を含むブロックの連続したシーケンスです。

記事提供元: http://www.securitylab.ru

翻訳: Kazunori Yoshida