メーカーや車のディーラーどちらも、失われたキーを再現することはできませんでした。

ミニバントヨタエスティマのエンジンを作動させる機会を奪われ、カナダからの夫婦は、ハッカーのサービスに頼ることを余儀なくされました。

サリー（カナダ）出身のジョンとメアリー・ヒギンズは、日本から輸入した車を販売する地元のカーディーラーから中古車トヨタエスティマを購入したときの話は、今年5月に始まりました。2つまたは3つのキーの代わりに、顧客に発行されキーを1つ受けとりました。

一ヶ月後、ヒギンズはカナダ全土の自動車旅行に行き、ビクトリアの街を散歩中にキーを無くしてしまいました。ジョンが幼い息子の靴ひもを結んだときおそらく、鍵が落ちました。彼らは旅を続けることができないことを認識し、ヒギンズは車のディーラーを尋ねましたが、ディーラーも日本のメーカーも、その種にユニークな重複キーを提供することができませんでした。

車は洗練されたイモビライザー（盗難防止電子的手段）を備えており、キーはメーカーが再現できない電子チップを含んでいました。ミニバンは中古車で、1つのキーだけが付属され日本から持ってきました。

夫婦は、地元の新聞に助けを求め、キー解除の検索広告にたどり着きました。そのサービスのためにヒギンズは500カナダドルを支払うことを約束しましたが、それを希望する人はいませんでした。鍵を開けられないトヨタエスティマは、2週間ヴィクトリア州の駐車場に停められたままで、地元の整備士のガレージに移動されませんでした。順番に、知り合いのハッカーに連絡しました。

メカニック及びハッカーは、ダッシュボードを除去し、種々のチップを接続したりし、いくつかの試みの後に、イモビライザーを解除することができました。

記事提供元: http://www.securitylab.ru

翻訳: Kazunori Yoshida